皆様におかれましては、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)に伴い、厳しい業務を送られていることと存じます。日々、最前線で尽力されている医療従事者の皆様に心から敬意を表します。

さて日本デジタルパソロジー研究会は、1999 年より始まった病理医、臨床検査技師、更に光学機器や通信、情報システムを取り扱うベンダーで構成された研究会です。現在、病理ガラススライド標本を高解像度のデジタル画像に変換できる WSI (Whole Slide Imaging)システムを主体としたデジタルパソロジーという新たな分野が確立された中、様々な用途及び応用について研究しています。

この度、第19回日本デジタルパソロジー研究会の運営を仰せつかり、2020年8月長崎大学にて研究会総会を開催する運びとなっておりましたが、新型コロナウィルス感染症の影響を受け、延期としておりました。皆様と一堂に会し、熱くディスカッションを行う機会を模索しておりましたが、世界各国において新型コロナウィルスの収束困難な状況が続いており、WEB開催とさせていただくことになりました。

オンライン開催とはなりますが、Digital Pathology Association (DPA,米国)、さらに今年からはEuropean society Digital and integrative pathology (ESDIP, 欧州)とも連携を開始し、Englishセッションの時間を設け、国内外の最新の情報交換ができる時間を設けております。ポスターセッションもSlide shareの形態をとることで、参加者の理解が深まると思っております。

実りある学会になりますように関係者一同最善を尽くす所存でございますので、多数のご参加、演題登録を心よりお待ちしております。末筆ながら皆様の益々のご健勝をお祈りいたします。

企業展示・スライドシェア

企業展示・スライドシェア発表は開催期間中いつでもご覧いただけます。各プレゼン下部にコメント機能をご用意しております。発表者への質問・ご意見をよろしくお願いいたします。
プレゼンページ入室には登録案内メールに記載しておりますパスワードが必要になります。

企業展示

浜松ホトニクス株式会社

一般社団法人 さがらウィメンズヘルスケアグループ

株式会社フィリップス・ジャパン

株式会社 東京インスツルメンツ

PHC株式会社・エプレディア病理事業推進部

ライカマイクロシステムズ株式会社

N Lab / MOTIC

スライドシェア

診断の根拠を提示する細胞診断支援システムの開発

ハイパースペクトルを用いた機械学習による乳癌の病理学的グレード分類とそのスペクトル特性について

免疫組織化学染色法における画像の色標準化

Z-stack スキャンによる細胞診スクリーニングと診断の検証研究

Deep-Learningモデルを用いた抗酸菌の補助診断の有用性について

ある照明光で撮影した画像を別の照明光で撮影した画像の色に色補正する方式の検討

バーチャルスライドのアノテーションを用いた病理所見の標準化研究

気管支鏡下擦過ギムザ染色細胞の良悪性自動鑑別システム:複数のCNNでの検討

和泉市立総合医療センターにおける病理

プログラム詳細

2021年8月20日~22日にかけてオンラインで開催します。
世界各国からの著名講演者を招いての開催です。
Day 1
2021/8/20
Day 2
2021/8/21
Day 3
2021/8/22

ゲスト講演者

エリック・グラッシー

Affiliated Pathologists Medical Group, CA / USA
Jeroen van der Laak

イェルーン・バン・デ・ラーク

Radboud University Medical Centre, Nijmegen / Netherlands

アニル・パルワニ

Ohio State University, Columbus / USA
Marilyn-M-Bui

マリリン・M・ブイ

Moffitt Cancer Center, Tampa, FL / USA

リロン・パンタノウィッツ

University of Michigan, Ann Arbor, IL / USA

カタリーナ・エロイ

IPATIMUP, Porto / Portugal
Anant Madabhushi

アナント マダブシ

Case Western Reserve University, Cleveland / USA
Yoshiyuki Osamura

長村 義之

M.D. Ph.D. / Japan
Yukako Yagi

八木 由香子

Memorial Sloan Kettering Cancer Center / Pathology

セシリア・リンドスコグ

ウプサラ大学 / Sweden

ハミド・ティズーシュ

ウォータールー大学 / カナダ

ノーマン・ゼルベ

シャリテ大学病院病理学研究所、ベルリン / ドイツ

フィリッポ フラゲッタ

カニッツァーロ病院、カターニア / イタリア

ジョー・イエ

aetherAI / 台湾

ウェン・ユー・チュアン

長庚大学、桃園 / 台湾

チャン・グォン・ジョン

ソウル聖母病院、韓国カトリック大学 / 大韓民国

坂無 英徳

産業技術総合研究所 / 日本

吉澤 明彦

京都大学医学部附属病院 病理診断科 / 日本

石川 俊平

東京大学 大学院医学系研究科 衛生学分野 教授 / 日本

リー・クーパー

Northwestern University, Chicago / USA

ラジェンドラ・シン

Northwell Health, New York / USA

Fayyaz Minhas

University of Warwick, UK

開催地

オンライン開催
ZOOMアドレスを参加者にご案内いたします。
095-819-7055info@jsdp.ai

参加申し込み

多くの皆様のご参加を賜りまして誠にありがとうございました。

スポンサー企業

日本デジタルパソロジー研究会はデジタルパソロジー分野、人工知能分野の各企業様による協賛にて開催しております。協賛企業の展示出展も予定しております。